ねこ用ワクチンてなに?家ねこでも必要?実はねこを守るために大切なものだった!
人間の子どもには法律でワクチン接種が義務付けられています。ねこに法律でワクチンを接種する義務はありませんが、家から出ないねこにもワクチン接種が推奨されています。外から入ってきた人間の靴の裏にウイルスが付着していたり、万が一脱走してしまったり
した時に、ワクチン接種がねこの身を守ることになります。外にも出す形でねこを飼われている方の場合は、ワクチン接種がより大切になってきます。これからねこを飼う予定の方、ワクチン接種を検討されている方は特に必見です。

ねこ用ワクチンの種類
主に3種類が一般的な動物病院で接種できるワクチンです。それぞれ以下の病気の予防が期待できます。
【3種混合ワクチン】ワクチン接種料:¥3,000~¥7,000
ねこウイルス性気管炎:発熱、くしゃみ、目ヤニ、結膜の腫れなどを症状とします。重症化すると、呼吸困難から死に至ることも考えられます。子猫や老猫は感染すると重症化しやすいため、より注意が必要です。
猫カリシウイルス感染症(3タイプ):簡単に言うと、ねこ風邪や猫インフルエンザを指します。鼻水やくしゃみ、熱などの風邪症状の他、重症化すると肺炎や呼吸困難にも繋がります。よだれや、口内炎なども見られることが人間の風邪とは違うところです。たくさん猫がいる場所で感染する可能性が高く、最近では強毒性のものも出回っており特に注意が必要な病気です。
猫汎血球減少症(猫パルボウイルス感染症):主な症状は嘔吐や下痢です。犬のパルボウイルスと同じく、感染すると死亡率の高い病気です。ワクチン未接種で免疫がない場合には、感染率100%と言われています。室温では1年程度、30℃以上の高温でも数ヵ月は生存してしまう強いウイルスです。
参照:【獣医師監修】猫の鼻水やくしゃみの原因は?猫ウイルス性鼻気管炎とは|アクサダイレクト (axa-direct.co.jp)
猫カリシウイルスとは?感染した時の症状や治療の方法 | ねこちゃんホンポ (nekochan.jp)
猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症/FPLV)について | NPO法人東京キャットガーディアン (tokyocatguardian.org)

4種混合ワクチン:3種混合ワクチンで予防できる病気に、猫白血病ウイルス感染症がプラスされます。ワクチン接種料:¥4,000~¥8,000
猫白血病ウイルス感染症:貧血やリンパ腫など、猫白血病ウイルス感染によって引き起こされる様々な感染症を示します。ねこを保護団体やブリーダー、ペットショップなどから迎えてその時点で検査をし、感染が確認されなければ、その後1頭で完全室内飼育を続ける場合、感染の心配はないと考えられています。
参照:「猫白血病ウイルス感染症」はどんな病気?獣医師に聞きました|アクサダイレクト (axa-direct.co.jp)
5種混合ワクチン:4種混合ワクチンで予防できる病気に、クラミジア感染症がプラスされます。ワクチン接種料:¥5,000~¥10,000
猫クラミジア:主に結膜炎を発症します。目の周りにある結膜が真っ赤になり、腫れます。猫白血病ウイルス感染などその他の病気にも感染しやすくなります。室内外を徹底することやワクチン接種で予防することができます。
参照:猫のクラミジア感染症の症状や治療法、予防策 | 猫との暮らし大百科 (anicom-sompo.co.jp)
5種混合ワクチン:5種混合ワクチンで予防できる病気に、複数タイプのある猫カリシウイルス感染症2種分がプラスされます。ワクチン接種料:¥7,000~¥13,000
参照:猫のワクチン接種は高い? 種類・料金・防げる病気・副作用などを解説|ねこのきもちWEB MAGAZINE (benesse.ne.jp)
ねこの生活スタイルに合わせてワクチンを選択

人の場合と同じく、ワクチンで予防できる重篤な病気がたくさんありました。完全に家ねこの場合も、脱走してしまった場合や、外から人の衣服などに付いてウイルスが入ってくる可能性も捨てられないため、ワクチン接種を勧める獣医師は多いようです。半分外飼いで家と外を行き来する場合や、多頭飼いで複数のねこと接触する可能性がある場合は、3種混合ワクチンでなく、より多くの病気の予防に繋がるワクチンを接種することを考えても良さそうです。ワクチンは各動物病院が自由に価格設定を行っているため、キャンペーンなどで割引価格で受けられる場合もあります。動物病院によってワクチン接種の推奨頻度は違いますが、だいたい1~3年毎の接種が勧められているようです。
現在ワクチンを受けていない子も、これからねこを迎える予定がある方もワクチン接種について、1度考えてみてもいいかもしれません。